2019/07/31
先日開催された某イベント。 「施設内に暗室を作る」ために作業している風景です。 四方に仮設壁を建て天井も塞ぎ、見事に真っ暗となりました。 さて問題はこの後です。暗室となった床を装飾しなければなりません。 暗闇の中、手探り状態ではもちろん作業が進みません。 作業灯の出番です。スペース全体と必要なポイントを照らすためにLED作業灯を 3台配置しました。
作業灯も現在ではLEDが主流ですが、一昔前はビーム球やレフ球が当たり前でした。 この照明球は放射熱を発生するので作業は汗かき状態となってしまいます。 4方を囲み天井もセットなると仮設の部屋であってもやはり密室空間。 放射熱は密室空間に滞留します。私の経験では過去に夏場ではありますが58℃を 体感した記憶があります。「10分作業しては外に出て体温を下げる」の繰り返し。 しかし、現在活躍しているこのLEDはご存知の通り放射熱を出しません。 照射角度も広いので灯体台数も少数で済みます。 過去に体感した地獄の環境もこれで一掃!本当に、LED様々です。
2019/07/12
ホールの式典で設営したW9mの横看板です。 バトン吊りが不可能のため、フロアからトラス柱を立ち上げて横に流れるトラスに パネル看板を抱き合わせました。 看板となるパネルは3枚のパネルを連結して一体化にしております。 まずはトラスを寝かした状態で組み上げます。組み上がったトラスは結構 巨大なサイズではありますが全員の掛け声で一斉に起こします。 トラスに倒壊防止を施し、いよいよパネル看板の取付です。 木工パネルとは言え、9mの長さともなるとかなりの重量。 パネル裏面に取付けた引っ掛け金具がトラスにハマるまで気が抜けません。
金具を引っ掛けてしまえばあとは容易です。 必要ポイントにパネルをガッチリと固定するための専用金具を打ち込めば終了です。 横トラスにコ型金具で引っ掛っているのでこれだけでも十分ですが、万が一の状況は 予測を超えたものもあります。 屋内であっても…倒れる・落下するの事故には十分に配慮しなければなりません。 「万全に施し過ぎ」が安心なんです。
2019/05/25
某所で開催された住宅建材の展示会。 会場全体の装飾に携わらさせていただきました。 基本小間や特装小間の装飾はもちろんですが、会場内外に配置する サイン関連などもあり作業日程は3日間に及びました。 電気工事や備品手配、バイトさんも含め、作業に取り掛かったスタッフ数は 3日間延べで70名を超える大所帯です。 現場管理するスタッフは予め、各セクションチーフと念入りに事前打ち合わせを 済んで作業に入りましたが、さすがこの規模になると予定外の作業や変更・追加は 当たり前。 幸いにもポテンシャルが高いスタッフでのチーム編成。 これといった混乱も招かなかったようです。
学会などのブース特装は出展企業様のイメージが重要となるため 凝ったデザインや木工造型で現場作業は時間を要しますが、今回の展示会は 住宅建材の紹介がメインとあってデザイン性は二の次。 トラスを利用した特装がほとんどで助かりました。 というのも、通常の特装ブース設営となると専門スタッフを加えなければなりませんが 仙台でも展示会があり、間違いなくスタッフ不足という状況を招きます。 今回、最終の図面が入るまで実は綱渡りの状態でヤキモキしておりました。 入稿した図面を見た管理スタッフや営業スタッフ、安堵した表情は満面の笑みでした。
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