2019/09/12
弊社の作業現場と言えば、展示ホールはもちろん、文化施設やTVスタジオ、屋外イベント広場と 多岐に渡りますが、商業施設もその一つです。 商業施設は基本、営業終了後から営業開始までとなるため殆どが深夜作業となります。 作業スケジュールによっては徹夜作業となるケースもあります。 搬入で利用するEVは大型なので問題ありませんが、営業終了となるため各ショップの 商品入れ替えやゴミ出しなどでEVは大混雑状態。資材はその間隙を縫っての搬入です。 現場への資材搬入が終われば、次はパネルの配置〜組立です。 館内は関係者のみの時間帯、通路にもたくさんの資材が置けるのでここまで進めばいつもの 作業と違いはありません。
今回の案件は販促を兼ねた紹介イベントの会場製作です。 搬入経路は長くなるのでパネルなどは全て、現場経紙となりますがまずは 組立スタッフが平面図や立面図を片手にパネル組立。 そのパネル面に経紙する化粧紙の指示を書き込んで、次のコーナーに取り掛かります。 パネル面に書き込まれた指示の化粧紙を張り込んでいくのは経紙屋さん。 経紙屋さんにせっつかれながら…そんな作業を繰り返し完成に至ります。 しかし、図面に落とし込まれたパネルがレイアウト通りに収まりきらなかったり プランナーさんの思惑で組合せの変更などは稀にあるケース。 そんな時はパネルを裁断して対処しますが、経紙終了後となるとその部分の作業は繰り返し。 深夜の作業時間ではありますが、こればっかりは逃げようがありません。
2019/08/27
夏の甲子園、宮城代表はベスト8と健闘しました。選手の皆様お疲れ様でした。 県予選のTV中継、例年であれば石巻市民球場でしたが今年は仙台市民球場に変わりました。 中継のカメラ台を請け負っている弊社、新ver.でのカメラ台の製作です。 とは言うものの、カメラマンを日射病から守るシート屋根は前回同様で利用可能。 センターカメラ台も高くすれば問題なしで、1塁側のカメラ台のみ製作となりました。 事前に製作するほどでもないので、現場に合わせた資材を用意して台製作は現場対応です。 風対策は、固定されている鉄柵にラッシングで抱合せ、または砂袋という原始的な方法。 少々不安は残りますが、前年度の石巻会場の海風と比較すれば問題ないと思うのですが…。
この手の作業は「モノを作る」「ステージを組む」という仕事に従事しているスタッフにとっては 苦になりませんが、今回は違ったようです。 それは搬入方法…。こちらの球場、階段段差が高く1往復するだけでも息が上がります。 人間工学的には15cmが基本ですが、ここは20〜28cmと段差がバラバラ。 往復の繰り返しで、階段を上る脚力は間違いなくパワーダウンしてしまいます。 往復を減らすには完成品で搬入も可能ですが、そうなると今度はその重量が身に堪えます。 来年は往復を何十回も繰り返すか、はたまた瞬間の重労働を取るか…。 何れにしても、こればかりは避けようがない作業となりそうです。
2019/08/13
展示会などでは現場作業を優先とするため、弊社では木工造作物をほぼ 完成形にて搬入いたしますが、トラックに積載できない強大な木工造作物は どうしても現場組立となります。 造形物のデザインによっては、現場で組立後にご覧の通り組合せ完成した造形物を 寝かせ、底に潜って補強作業などを施さなければなりません。 今回は潜れるスペースがあったので中腰状態で作業できましたが、ケースによっては 潜ることも出来ない状況があります。 そうなるとスタッフは寝転がり、腕を伸ばしきっての作業です。 工場製作過程で極力、現場作業を考慮しますがその対応が難しい場合はやはり 現場で何とか対処する…方法しかありません。こればっかりは逃げようのない現実です。
現場作業がアップした後は、クライアント様のダメ出しのみです。 デザイナーがプレゼンしたパースや図面はあくまでもイメージです。 現場で組み上がった特装ブースを360度見渡し、更に細部も含めてチェックして いただきますが、作業できるのは小さな変更や追加のみとなります。 今回はアクセントカラーの差替え指示が出ました。 現場で会社にTEL連絡〜データのカラー変更指示をしてメディア出力〜完成後 現場に搬入…の段取りが加わりました。 もちろん速やかに対応させていただきましたが、この現場が仙台市外となると その対応は非常に困難となります。 クライアント様もその辺の事情は納得していただいているようで、これまで そのような困難な場面には遭遇しておりません。
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