2019/05/09
とあるショップのバルーンディスプレイです。 およそ2週間という限定ディスプレイ。 クライアント様からご依頼頂いた時から打合せで出てくる「バルーン」 ゴム風船では間違いなく空気が漏れて、萎む事に不安を感じていました。 作業当日、現場でその「バルーン」が支給され、安心しました。 バルーンとは言っても風船ではなく、既製品のボールを商品イメージに 合わせて、オリジナル塗装で仕上げたゴム球体でした。 都合上バルーンと呼んでいるだけのようです。 打合せ最中は少々混乱もしましたが、誤解や資材仕様の情報共有は やはり重要ですね。 現在では電話やメールでの「打合せ」は当たり前ですが、不安を感じたら 突っ込んで確認する事も必要と思い知らされた案件でした。
ボールにはワイヤーが仕掛けられる金具も付いてあります。 とは言うものの、吹き抜けの天井から吊るとなるとストロークが長くなり 店舗内の空調によって揺れも生じます。 そこで、1〜2階の昇降階段の頭上に吊り点を作る事にしました。 2階フロアの手すり下に簡易の軸枠を取り付けてぶら下げれば問題解決。 この場所であれば空調の影響を受ける事なく、おとなしくぶら下がるのみです。
2019/04/21
ご覧いただいている写真は某展示会で組み立てる什器です。 それぞれのパーツ製作が終わりましたので、ここで一旦仮組みをして 構造上問題ないかを判断してます。 特に注意すべきは、パーツ結合部分です。スムーズに結合できれば問題ありませんが 少しでも違和感があれば要注意。削ったり、浮かしてたりして調整しなければなりません。 その都度、バラし〜再仮組みをして作業を行いますが、その手間を怠ると実際の現場では 大火傷を負ってしまいます。 細心の注意を払って…微調整は続きます。
現場で組み立てた後は化粧仕上げ。 経師仕上げとなりますが、このレベルになるとさすがに弊社の経師レベルでは 膨大な時間を要します。 ここはやはり安心できる専門の経師屋さんにお任せするしかありません。 段取りの速さや手際の良さはやはり専門職のプロ。 立ち会った弊社スタッフも思わず感銘を受けざるを得ません。 経師屋さんと久々にコラボした現場、予想以上の出来栄えに全員が納得出来たようです。
2019/02/20
W5400×D2700と比較的小さなサイズの展示会特装ブース。 商品展示は多種多様でその物量も結構あります。また、企業PRの映像も流したいという事で 42インチのモニター設置、そして商談スペースも必要。 このスペースでこのボリューム感、凝ったデザインでは対応不可なのでシンプルデザインに。 コーポレートカラーで全体を統一、商品は見やすく大量にディスプレイできるように半円の展示台と スチールネットを組み合わせ、企業名は遠くからでも認識できるように高所に、キャッチコピーは ブースフロント両袖に配しました。 優先順位でスペースを埋めていくとバックヤードは極少スペース。 そこでドア対応ではなく、アコーディオンカーテン仕様にしてドアの開閉スペースをカットしました。 無駄な空間を排除したためか、思った以上に使い勝手のいい空間となりました。
撤去時…クライアント様から半円の展示台とスチールネットの処分を問われました。 終了すれば全ては粗大ゴミとなることをお伝えしましたら、驚愕と悲しい表情に…。 「勿体無いので会社に持ち帰って利用してもよろしいでしょうか」のお言葉。 展示台は一体化で製作しているので、残念ながらクライアント様の車輌には 入りきらずでスチールネットのみのお持ち帰りとなりました。 弊社のトラックで運搬すれば問題ないのですが撤去作業に追われ、クライアント様も遠方。 残念ではありましたが断念せざるを得ませんでした。 しかし、弊社デザイナーや製作者のとってはやりがいを感じる瞬間です。 大変嬉しいお言葉、ありがとうございました。
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