実績紹介

吊看板用のパネル

2023/01/25

某施設様から舞台上の看板用のパネル製作のご依頼をいただきました。
施設の在庫備品となるため、通常の仕様より強固で頑丈に製作しました。
表面は塗装仕上げです。
長期間の利用、3年も経過すれば塗装劣化で黄ばみが出てしまいますが
塗装処理であれば、重ね塗りでほぼ新品同様に復活します。
下地塗装から本塗装と数回の塗装作業を行いますが、塗装が完全に乾いて
からの作業となります。
この季節、乾き待ちでの作業となるため思った以上に時間を費やして
しまいました。

「吊看板」だというのに看板文字が入ってません。
看板用のパネルですが「看板とどこが違う?」のか…。
それは利用者が紙に書いたもの、いわゆる「紙看板」を持ち込んで
画鋲などでこのパネルに貼りつけ、看板の代用とさせるんです。
看板屋さんが製作して取り付けるものはプロが携わっているので
見栄えは完全ではありますが、やはり予算がかかります。
その点、説明した方法であれば予算はかなり圧縮可能です。
自治体や企業様が主体となる「式典」「イベント」などは予算をかけて
サークルなどの「発表会」などは手作りでという感じでしょうか?

行灯にも種類がございます。

2022/12/15

行灯(アンドン)というと日本家屋の座敷にポツンと設置されている照明具を
思い起こします。
この照明具の定義は「木や竹で組んだ枠に和紙を張って箱状にしたものの中に
油皿を入れて火を灯す」となりますでしょうか?
現代では本来の利用から外れて、インテリアとして人気があるようです。
さて、我らが業界でもこの「行灯」は活用されているんです。
照明具という意味合いではなく「枠の中を明るくして、面を際立たせる」という
意味合いです。
企業広告だったり新商品の説明など、その活用法は多岐に渡りますが枠ベースの
構造は1種類のみです。

枠の中の照明は、蛍光灯やLEDなどで製作しますが主流となっているのは
LEDモジュールという電材です。
単体の照度が高く取付も簡易、さらに明るさにムラが出ないのでその効果は
鮮明です。
その照明で浮かび上がらせるメディアも多種多様ですが、コスパを考慮すれば
FFシートが最適かもしれません。
FFシートを張る手間は少々、煩わしいですが完成した行灯は一際目立って
眩しいくらいです。
今回は専門用語が飛び出すプロレベルの説明で申し訳ございません。
添付フォト、完成ではなく取付前の内部構造が見えるフォトとすべきでした。
…反省です。

クロマキーパネル

2022/11/21

この言葉を耳にした方もいらっしゃるかとは思いますが、クロマキーとは色の
違いを利用して抜き取りたい被写体を別の画面に埋め込む合成技法です。
クロマキーとする場合のカラーとしては、人物の肌色と補色の関係にある
グリーンやブルーが背景色としてよく使われてます。
以前はブルーがメインでしたが、現在では抜けやすいという理由でグリーンが
主流のようです。
何と言っても、この技法の大きなメリットは​クロマキー合成を活用することで
ロケに行けない場所や状況であっても、実際に撮影しているような演出やテレビ
番組のような演出を可能に出来る事です。

先日、TV-CMの撮影でクロマキーをセットしました。
「荒波を前にした釣り風景」の演出でしたが、そのシチェーション撮影が
困難なため、予めクロマキー撮影となりました。
グリーンパネルをバックに演者が釣り動作をしている瞬間を切り取りました。
ロケ地は漁港、撮影ポイントを探せば実写も可能ではありますが撮影監督の
イメージには程遠い状況。
時間をかけて撮影ポイントを探したり、背景イメージにマッチするその瞬間を
待つより、クロマキー手法の方が手っ取り早いので撮影シーンのスケジュールは
スムーズに進みます。

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