2018/09/27
展示会などで使用するH2400mmの木工パネル。 ワイドサイズも様々、大量のパネルが台車に乗って眠っております。 10月は展示会などが目白押しで、木工パネルも大量に出番です。 そこで、案件ごとに使用するパネルを振り分け、整理しました。 振り分けたパネルの山をカウントしたところパネルの枚数は、なんと518枚。 その他にも舞台などで使用するH2700〜3600mmのパネル。 看板などで使用するH1800mmのパネルも在庫してあり、前述の枚数と合わせれば 650枚は在庫しているようです。 稼働率の低いパネルは処分しておりますが、稼働率の高いパネルは展示会案件が かぶると枚数不足となるケースもありその都度、新規製作となってしまいます。
眠っていたパネルは再経師をして現場で使用されますが、この際ですので 重ね張りしていた皮を一気に剥がしました。 剥き作業だけで数日かかりましたが、パネルは軽くなって生き返りました。 現在、パネルの経師作業に取り掛かってますが処理する枚数が大量。 経師が終わったパネルは案件ごとに台車に振り分けて、スタンバイ状態に。 現場経師対応ももちろん可能ですが、経師にかかる時間が今回の案件では 取れそうもありません。そこで事前経師で現場作業時間圧縮に努めております。 しかし、製作スタッフは毎日繰り返される作業にため息が出ているようで…。
2018/08/16
弊社が取り扱う「平台・木脚」は基本的に仮設ステージなどの基礎資材として 使用しますが展示台としても使用することが可能です。 今回の展示台にはかなりの荷重がかかるとのことですが、それなりの処理をしておけば 何百Kgとある重量の展示品でも問題ありません。 左側の写真が平台を利用した基礎むき出し状態。 その基礎展示台に化粧を施し完成したのが右側の写真です。
化粧材は2mm厚のアクリル材を使用してます。 全面を艶なしの白アクリルで覆いましたが、それなりのクォリティとなりました。 展示台として利用するのは、ディスプレイから本番までわずか3日間。 短期間で今回限りの仮設展示台という事で、仕上げ方法も簡易です。 化粧材は強力な両面テープを使用しての貼り付け処理ですが、設置後は動きがないので 剥がれる、落ちるといういう問題も発生しません。 短期間の展示のために、何万円もかけて展示台を製作するのは勿体無い話。 この仕様であれば半額以下、たいへんリーズナブルな予算で可能なんです。
2018/08/02
某イベントの展示コーナーで発生した事案です。 パネル前面に貼り付けた出力シート。 展示窓を開口するために窓枠に沿って出力シートを切り離し、露出した ベニヤの断面は塗装で処理。 通常、出力シートは裏面まで折り返し貼り付けて固めるが基本です。 しかし、作業の都合で裏面で固める事が出来ないことも…。 短期間の展示であれば問題ありませんが、今回の案件は撤去後も期間を置いて 再度流用という展開。 そうなるとカットした小口から微細なゴミなどが付着して粘着力が弱まり ご覧の通り、シートの断面が波を打つという状況になりました。
粘着力が弱まったシートはもう対策方法が取れません。 確実なのは前面に貼り付けた出力シートを剥離、下地経師をし直して 新しく出力シートを貼り付けるにつきます。 しかし、今回の案件では残念ながらその予算は計上出来ません。 そこで取った対策は目張り処理。 同色の出力シートをテープ状にし、波を打った断面を巻き込んで貼り上げます。 強制的に綺麗に処理するという方法ですが、テープは同色なので遠目では気づきません。 クライアント様にはご満足いただきましが、今回の仕上げ方法は正直な話し、少々後ろ髪を 引かれました。
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