2021/07/28
白装束で映り込んでいる弊社の製作スタッフ。 何やら木製の棚什器の仕上げに入っている様子。 これは、化粧仕上げした材料の「バリ」を処理している風景なんです。 「バリ」とは、製作過程ではみ出た余分な材料の部分です。 プラスチックモデルのパーツなどをはずす際についてくる余計な部分といえば 分かりやすいでしょうか? で、どうして白装束?なのかといえば、これはこれで重要な意味を含んでおります。
什器の生地製作から化粧仕上げの流れはこれまでにもご案内してますが 化粧仕上げの最終作業は、バリ取りや接着剤跡の除去などがメインとなりますが この過程で作業服などに付いている金具などで傷を付けてしまう可能性があります。 「完成まで〜納品まであと僅か…」という状況の中、そのような悲しい出来事は 回避しなければなりません。 このツナギを着ていれば、そんな不安も解消出来るんです。 「個人の衣服を汚さない」も出来て、一挙両得ですね。
2021/07/13
クライアント様との最終詰めも終わり製作図面を工場に提出。 図面を渡せば、弊社作業スタッフの仕事の速さはピカ一です。 そんな状況の中、クライアント様から突然の仕様変更の連絡が… 極力、製作終了したものは利用できるようにあの手この手で対策を練りますが どうやっても無理でした。 こうなると、仕事の速さが仇になりますが弊社としてはそこはやはりブレずに 突き進むのみです。
幸いなことに什器生地の製作が終わっただけで、化粧仕上げには入っておりませんでした。 この状態であれば、二次加工を施せば再利用も可能です。 別案件のプランに取り込めないか、今後のデザインプランの宿題となりますが、その点ばかりに 留意すると今度はデザインワークが難しくなります。 本当に思案のしどころでございます…。 再利用を諦めて断念すれば事は簡単ですが、ここまで取り組んだ作業が無駄になるのも デビューが叶わないこの什器も悲しい思いです。
2021/06/19
某セミナーのアトラクションで実施されたMUSIC-LIVE。 オンラインでのライブではありますが、久々の仮設ステージ設営です。 その仕様は基本中の基本ではありましたがステージ設営は、弊社ではメイン業務の一部です。 基礎を組み、化粧仕上げからステージ上物の装飾と懐かしい作業手順に心は踊ります。 理想を言えば…ではありますが、やはりステージ前にはアーティストの楽曲に飛び跳ねる お客様がいてくれたら…。 そんな懐かしい風景に出会えるのはまだまだ先なんでしょうか?
ステージは、ホテルなどで開催されるディナーショー的なスタイルです。 会場となった施設壁を覆い隠すジョーゼット幕を吊り、ステージ両袖には見切れパネル。 ステージ上には照明機材セッティングを兼ねてのトラス装飾のみ、といたってシンプル。 しかし、本番となるとこの白一色の空間が照明演出で一瞬の色鮮やかな世界に変貌します。 著作権発生でその雰囲気はお見せできませんが、アーティストが奏でる楽曲で照明演出が 効果を発揮してゆく様は舞台美術を手がける私たちにとっても至福を味わえる瞬間です。
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