2022/07/22
某展示会のブース内に出展企業様の重機を設置。 ブースのメインポイントでもあるため、単純に設置するのみでは面白みが ありません。しかし、問題はこの重機が大変重量がある事と搬入設置が 設営2日目というスケジュール。 となると、重機展示には手のこんだ手法は取り入れられません。 思い付いたのが、重機を設置したのちに展示台をセットするという裏技です。 予め展示重機の採寸をして、展示台天板にその形状を開口します。 その後2分割にした状態で展示台を製作・化粧して完成です。 ピッタリ嵌るか、大掛かりな現場調整が発生するかドキドキです。
設営二日目、重機が搬入されました。 先ずは搬入口から自走して設置となりますが。設置した後は位置調整などが 不可能なため、予め位置や電気配線状況などをクライアント様に確認。 全ての設置段取り終了後、展示台の組合せ作業スタートです。 2分割で製作した展示台で挟み込み…緊張の瞬間でしたが、調整作業を施す ことなくピッタリと嵌りました。 挟み込む際に間違いなく干渉する場所に、0,5~1mm程度の遊びを付けた事が 成功しました。 展示台のはかま部分には間接照明も施しており、あたかも展示台の上に設置 されているかのような展示が出来ました。
2022/06/22
商業施設などの休憩スペースに設置されている巨大モニター。 TV番組やイメージ画像などOAされ、野球観戦などで立ち止まって 観戦する事もしばしばあるかと思います。 この巨大モニター、そのまま設置している施設もありますが、殆どは オブジェに組み込まれた状態で見かけることが多いかと思います。 その仕掛けは簡単なものです。 パネル正面にモニター画面のみ露出する開口部を作ればstandbyはOK。 パネル裏側にある架台にモニターを設置。 モニターフレームは隠れるように微調整は必要ですが、開口部は予め 寸法取りされた位置にありますので数ミリ程度の微調整で終了です。 各種の配線をつなぎ、パネルで囲めば巨大モニターボックスの完成です。
この手法は基礎中の基礎ではありますが、今では敢えてモニター全面露出と いうスタイルが主流です。 モニターの厚さがたいへん薄くなり、フロント面もリモコン受光部分が小さく 配置されているだけで余計な機能は排除、その結果スタイリッシュなデザイン となったため可能となった見せ方なんです。 モニターを引っ掛ける金具も用意されてますので取付作業は前述の方法より 時間はかかりません。 壁面があればどこでも設置できるのも魅力ですね。
2022/05/18
現場ロケハン時の必須アイテム「スケール」 入口間口や入口高の寸法取りはもちろんですが、現場で加工する施設既存の 寸法取りには欠かせないツールです。 便利ツールではありますが、現調シーンの状況によっては無意味なツールと なってしまいます。 図面作成上、正確な現調をしなければなりませんが添付フォトの状況では 正確無比な寸法取りが出来ません。 ここは断念して「おおよそ」的な数字で記録するしかありません。 重要な局面ではありませんのでこれも致し方なしではありますが、やはり アレを購入するしかありません。
そのアレとは「レーザー距離計」という代物です。 本体トップからレーザーを発射。 そのレーザーが計測対象面に反射して本体に届きますがその反射した 距離が数値として認識できる代物です。 床〜天井の高さとか、広大な面積となる計測には威力を発揮する様です。 ピンキリの価格設定で迷うところではありますが、工具メーカーの ブランドであれば問題はないかと思いますが…。 立方体や什器の寸法取りには不向きですので、定番のスケールとの併用で 臨めば不安解消です。
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