FIELD ART FOURBACK'S

展示パネルの高さは様々で…

2018/08/29

展示パネルの高さは様々で…

展示会などで仕切られる木工パネルの高さは概ね2400mmから3600mmがメインです。
先日開催された某展示会では3600mmの高さで設営しました。
このサイズになると、さすがに壁面の有効活用は重要です。
クライアント様の商品説明をパネルトップまで広告面として展開しました。
パネルトップ周辺は遠方からでも認識できるようキャッチ的なスペース。
商品サンプルは手に取れる感覚での高さにキープ。
企業イメージが残るデザイン優先か、はたまた広告面としての実利優先なのか
展示パネルの高さにも、いろいろな活用法があるんです。

どのような展示会でも展示スペースは限られております。
広いスペースにおいてはその空間をさらに充実するためにH3600mmが理想。
逆に狭いスペースでは、おのずとその空間の有効活用が求められるのでH2400mmが
適応サイズです。今ではあまり使用されませんがH2100mmのパネルもあるんです。
デザイン優先となるケースでは様々な高さのパネルを駆使しますが、いずれにしても
デザインコンセプトが重要です。
クライアント様とのイメージ共有が構築されてからのデザインワーク。
そこからパネル高が決定、という運びです。

こんなに変貌するんです

2018/08/16

こんなに変貌するんです

弊社が取り扱う「平台・木脚」は基本的に仮設ステージなどの基礎資材として
使用しますが展示台としても使用することが可能です。
今回の展示台にはかなりの荷重がかかるとのことですが、それなりの処理をしておけば
何百Kgとある重量の展示品でも問題ありません。
左側の写真が平台を利用した基礎むき出し状態。
その基礎展示台に化粧を施し完成したのが右側の写真です。

化粧材は2mm厚のアクリル材を使用してます。
全面を艶なしの白アクリルで覆いましたが、それなりのクォリティとなりました。
展示台として利用するのは、ディスプレイから本番までわずか3日間。
短期間で今回限りの仮設展示台という事で、仕上げ方法も簡易です。
化粧材は強力な両面テープを使用しての貼り付け処理ですが、設置後は動きがないので
剥がれる、落ちるといういう問題も発生しません。
短期間の展示のために、何万円もかけて展示台を製作するのは勿体無い話。
この仕様であれば半額以下、たいへんリーズナブルな予算で可能なんです。

小口処理対策

2018/08/02

小口処理対策

某イベントの展示コーナーで発生した事案です。
パネル前面に貼り付けた出力シート。
展示窓を開口するために窓枠に沿って出力シートを切り離し、露出した
ベニヤの断面は塗装で処理。
通常、出力シートは裏面まで折り返し貼り付けて固めるが基本です。
しかし、作業の都合で裏面で固める事が出来ないことも…。
短期間の展示であれば問題ありませんが、今回の案件は撤去後も期間を置いて
再度流用という展開。
そうなるとカットした小口から微細なゴミなどが付着して粘着力が弱まり
ご覧の通り、シートの断面が波を打つという状況になりました。

粘着力が弱まったシートはもう対策方法が取れません。
確実なのは前面に貼り付けた出力シートを剥離、下地経師をし直して
新しく出力シートを貼り付けるにつきます。
しかし、今回の案件では残念ながらその予算は計上出来ません。
そこで取った対策は目張り処理。
同色の出力シートをテープ状にし、波を打った断面を巻き込んで貼り上げます。
強制的に綺麗に処理するという方法ですが、テープは同色なので遠目では気づきません。
クライアント様にはご満足いただきましが、今回の仕上げ方法は正直な話し、少々後ろ髪を
引かれました。

前のページへ 次のページへ

実績紹介

FBガールズBLOG

事業紹介

イベント・展示会

テレビスタジオ

デザイン