2019/12/28
2019年もいろいろありました。
辛かった現場、楽しかった現場、思い出に残る現場とスタッフ一同それなりに
記憶しているかと思います。
新卒2名の採用でスタートするはずだった新年度。
直前の内定辞退で新卒は1名のみとなり、不安なスタートとなりました。
しかし、採用された新人君は四苦八苦しながらも頑張りました。
右も左も知らない世界で、同期もいない状況…不安な顔つきから
スタートしたものの、今では素敵な笑顔が周りの諸先輩の癒しと
なっているようです。
指導した若手の先輩も何やら逞しくなり、弊社のマンパワーは間違いなく
強力になったと感じております。
そんな状況で弊社では初めてパートさん2名を採用させていただきました。
互いに初めての環境の中で手探り状態ではありましたが、これといった問題も
発生する事もなく、無事に年末を迎えられました。
パートさんの作業は軽作業ではありますが、工場内作業は間違いなく
集中化でき、スピーディーとなったようです。
人員補充や人材育成が困難な今、外国人労働者も含め如何に有効な体制を作れるか。
労働環境に対するアンテナは十分に張りめぐらせなければならないようです。
2019/10/07
とあるLIVE会場のトラスで組立てた入口ゲート。
野外イベントでもお馴染みですね。
風などの影響を受けないので安心できます。
問題は表示するタイトルの看板面。
「パネル切出し」というデザインで対応しました。
他に、候補としてはメッシュバナーや定型の看板にするという方法もありますが
この「切出し」であれば両サイドに配置したキャラも生きてきます。
表面はご覧の通りですが、トラスを利用してますので裏面は構造が丸見え状態です。
トラスのある意味ウィークポイントで、複雑な構造露出は見た目も何か汚く見えてしまいます。
そんな気配りで、最小限の構造で製作して表面と同様に白塗装で仕上げました。
もちろん風邪対策も考慮した構造です。
さらに横に流れたトラスを上手く利用し、その構造が見えにくいようにも対処。
お陰で見た目がスッキリできました。
2019/09/12
弊社の作業現場と言えば、展示ホールはもちろん、文化施設やTVスタジオ、屋外イベント広場と
多岐に渡りますが、商業施設もその一つです。
商業施設は基本、営業終了後から営業開始までとなるため殆どが深夜作業となります。
作業スケジュールによっては徹夜作業となるケースもあります。
搬入で利用するEVは大型なので問題ありませんが、営業終了となるため各ショップの
商品入れ替えやゴミ出しなどでEVは大混雑状態。資材はその間隙を縫っての搬入です。
現場への資材搬入が終われば、次はパネルの配置〜組立です。
館内は関係者のみの時間帯、通路にもたくさんの資材が置けるのでここまで進めばいつもの
作業と違いはありません。
今回の案件は販促を兼ねた紹介イベントの会場製作です。
搬入経路は長くなるのでパネルなどは全て、現場経紙となりますがまずは
組立スタッフが平面図や立面図を片手にパネル組立。
そのパネル面に経紙する化粧紙の指示を書き込んで、次のコーナーに取り掛かります。
パネル面に書き込まれた指示の化粧紙を張り込んでいくのは経紙屋さん。
経紙屋さんにせっつかれながら…そんな作業を繰り返し完成に至ります。
しかし、図面に落とし込まれたパネルがレイアウト通りに収まりきらなかったり
プランナーさんの思惑で組合せの変更などは稀にあるケース。
そんな時はパネルを裁断して対処しますが、経紙終了後となるとその部分の作業は繰り返し。
深夜の作業時間ではありますが、こればっかりは逃げようがありません。
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