2024/11/15
先日開催された某展示会にてクライアント様からコーポレートカラーの 照明演出をブース内に展開してほしいとリクエストがございました。 メインとなるPRポイントやLEDパネルの効果を妨げない場所となると 「何かしらに発生する壁面への影」にターゲットを定めました。 そして、セットした場所はテーブル展示台天板の裏面です。 テーブルワイドも広いので間接照明としては打ってつけのポイントです。 テーブル奥行は450mm、通常の照明器具の取付は不可能。 そこで照度は少々、低くなりますがここはテープライトを選択しました。
テーブルの下方空間は天板の影のみ。 ダウンライトや社名照明、LEDパネルの照明効果はある程度の暗い場所が あってこそ際立ちます。 その暗い場所に敢えて照明を入れると前述の照明効果は半減してしまいます。 そこで、ライトカラーは青色、壁面に反射するスタイルは末広型ではなく 直線型にしました。 さらに、最大限に効果が発揮できる取付場所を何度も検証。 設置後の出来栄え…、イメージ通りの照明演出が出来ました。
2024/08/07
会社業務で日々、発生する各種ゴミ。 事務作業においては紙類や雑多なゴミ類、そして生活ゴミも含め分別を毎日 行わなければたいへんな事態を招いてしまいます。 工場作業においても木工やサイン製作などで端材や作業ゴミがでますが、同じく ゴミ類を分別し専用の廃棄カゴに入れ、満載になったところで清掃公社や直接 粗大ゴミ処理場に持ち込んで廃棄しております。 会社業務として一連の作業ではありますが、どのような状況下でも絶対に手が 抜けない重要な作業です。
現場においても、解体で出てくる木工什器やサイン関連の廃棄作業は発生します。 会場によってはゴミ処理会社がゴミ収集車をその現場まで運び、一気に回収という ケースもあります。 粗大ゴミと化した木工物などは持ち帰って、ゴミ処理で定められたサイズまで解体し 処分しますが、持ち帰るためにトラックが必要となります。 ドライバー不足を迎えているこの状況下。 今後の環境を考慮すれば、このような体制を当たり前としてほしいところです。
2024/03/23
これまで携わった「展示会特装」とは違った趣旨の特装を手掛けました。 「宮城県林業組合」様の地場産業を紹介する展示会でしたが、メインとなるのは 宮城県の森林で伐採された木材を利用した工芸品の展示です。 TV台やおしゃれなラック、キッチンテーブルセットなどなどオリジナル家具が 所狭しとディスプレイされます。 今回のテーマは展示品の設置空間確保と展示物に目が向くデザインが最優先。 ブース全体としてのデザインクォリティは二の次としなければなりません。 また組合様4社が併合となりますので仕切的な区分けも必要となります。 意外と難しい宿題を預けられました。
広々とした空間を遮断する事なく仕切り壁は極力排除、アクセントにアルミ トラスを組み入れ、組合単位の仕切も兼ねて変化をつけました。 木工展示品とアルミトラスとの組合せにデザイン当初は不安を感じましたが 視覚に入るトラス面積が少ないのが幸いし、違和感を感じません。 反省点としては、仕切壁に設置したパネル表面を木目クロスで化粧した点です。 設置された木工展示品と相まって、遠目での展示品視認が分かりづらくなって しまいました。 今更ではありますが「独立した差し色で展開すべきだった」と後悔してます。 デザインの感覚は個人センスに委ねられますが、加えて勇気も必要ですね。
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