2016/08/30
これまで様々な仮設ステージをご紹介させていただきました。
今回は青葉城にある政宗公騎馬像前に設営したステージです。
5月、仙台で開催された「G7」に来仙された各国の主要来賓の
方々の記念撮影ステージです。
写真には入ってませんがステージ周辺には観光客が取り囲んでおります。
「何が出来上がるんだろう?」という好奇の目の中で、黙々と作業は進行しました。
撮影にはバックの「騎馬像」の写り込みは必須です。
被写体となる方々の人数・配置及びステージ高を考慮して「騎馬像」が
確実に写るよう慎重にシミュレーション。
ステージ上に並ぶ人数も余裕を持った着席となるようステージ間口は意識的に
広くしました。結果、絶妙なレイアウトで撮影されたようです。
撮影終了後は速やかに撤去となりますが、観光客の方々からこのステージを
利用して記念写真を撮りたいと言う申し入れ。
たいへん残念ではありますが「G7」のためのステージで対応不可。
泣く泣く、ご理解いただきました。
2016/07/04
某ホテルで開催されたイベントでの商品ディスプレイコーナー。
クライアント様のイメージでは「ショップのように陳列したい」とのご要望。
奇抜なプランはやめて、ショップそのままの陳列棚を再現させていただきました。
限られたスペースに対してPOPサインの掲示と陳列商品数の指定。
ディスプレイスペースとしては少々、窮屈とはなりましたがなんとか100%の
配置ができました。
ご指定の商品数を綺麗に配置するため当初は、4段棚のプランでした。
その後POPサインも掲示したいとのことで、泣く泣く3段に。
棚板奥行きは上段は浅く、下段に降りるにしたがって広くしてます。
見やすく、手に取りやすい環境をポイントにしました。
簡易棚と言え、やはりそれぞれの棚板には重量がかかります。
その仕掛けは裏側に回ると一目瞭然ですが、正面のイメージと違って
複雑な状況となってます。
2016/03/20
木工什器やアクリル加工などの製作を得意とする弊社ですが年に数回ほど
ジオラマ製作のご依頼もいただきます。
今回いただいたご依頼は「春イメージの野原」がテーマです。
最初の作業、まずはイメージをネットなどで検索してプリントアウト。
プリントされた数枚の資料をじっくりと見つめて完成イメージを膨らませます。
次はそのイメージにあった素材探しですがこれが結構、手間がかかります。
無駄となるのを自覚しながら候補となる素材を買い漁るんです。
素材が揃ったらいよいよ実作業です。
45cm角の小ブロックから作り上げていきますが、この作業が重要。
小ブロックが完成した状態を全体に広げたイメージに転換し、完成状態を
予想しなければなりません。
予想がイメージ通りであれば問題ありませんが、不安が残る場合はこのとっかり作業の
時点で対処しなければ後々、大変な事態を招いてしまいます。
全ブロックが出来上がれば360度から見渡し、矛盾や隙間など全体調整。
2日がかりの通し作業となりましたがなかなかの出来栄えです。
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