2024/01/31
チャンネル文字、以前にもご紹介しているかと思います。 今回のチャンネル文字は結構、手間がかかっている仕様です。 クライアント様から現場で支給されたこのチャンネル文字。 文字表面を明るくする行灯型ではなく、文字背面に映り込む照明で文字の形を 浮かび上がらせる演出です。 チャンネル文字の内部は行灯型に比べ配線が複雑で、取り付けた後の電源にも 細かい条件が設けられております。 精密で重量もあるこの文字、脚立を昇降しながら1個単位での取り付けに 思った以上の時間を要してしまいました。
照明の反射効果を最大限に発揮するため、文字は壁面から25mm程度離して 取り付けております。 ブリッジという処理ですが、ブリッジとなるネジの孔開け作業が精神を蝕みます。 というのもブリッジは単体のチャンネル文字から数本単位で飛び出しており 孔開けの位置が狂ってしまうとチャンネル文字はハマりません。 この作業は流石に脚立作業は不可能、孔開け作業は地上作業で1個づつ取付検証を 施してからの組み上げとなります。 疲れました…。
2023/12/26
夏に開催された「下水道展2023in札幌」 展示ブース造作で、超久々の札幌現場となりました。 会場は札幌ドーム、初現場となりましたが事前情報では搬入出は困難を極め 近隣には飲食店も無し、コンビニは遠く離れており昼食やケータリング補充 などは事前購入しかないようです。 会場内には自販機は設置されておらず、しかも会場内での飲食は禁止。 真夏の作業なのに水分補給が出来ないなんて、時代に逆行するルールです。 現地同業者さん曰く「この場所で展示会作業には入りたくない」というのが 暗黙の意識となっているようで…。 ブースの仕上がりよりもスタッフの体調が心配になる現場でした。
設営会場はまるで展示会場、ここが野球場とは思えず混乱しました。 そんな慣れない場所での作業はスタートがまずは大事! 順調に搬入経路と設置位置を確認、さァ勝負の搬入開始です! しかし、資材を積載したトラックがなかなか入場してきません。 朝7時からの搬入スタートが、何故か大幅に遅れ事務局の説明も 納得出来ません。搬入開始許可がおりず無駄に時間が過ぎるのみ。 ようやく車輌入場が始まりましたが、今度は車両が先に進みません。 一方通行のルールのため、1台が止まると全車輌がストップ。 事務局にも掛け合いましたが、明らかに誘導員のミス。 この段取り欠点が前述の現地スタッフさんが言う「…入りたくない」 の理由の一つでもあるようです。 ご依頼のブース造作は無事に終了しましたが、久々にイライラの 沸点が最高潮に達した現場でございました。
2023/10/05
展示会に出展される企業様ブースには必ずと言っていいほど 設置されている「展示台」 商材のディスプレイやノートPC、卓上モニターなどを配置する ための必需品です。 展示台内部スペースを有効活用するための簡易扉(ケンドン扉)は もちろんですが、展示台トップの真下にカタログポケットをセット するのが最近では当たり前となって来てます。
仕上がった特装ブースに設置されている展示台。 *Photo右側の右下に見える什器がそれです。 見た目には感じませんが、その構造は意外と面倒なんです。 説明するのも理解しづらいので基礎フレームのフォトをご覧ください。 木軸で組み込んだだけのフレーム状態ですがこの後、天板〜腰板とベニヤ板を 張り込みます。 「カタログポケット」となる部分の構造については、製作会社によって作り込みは 違いますが、その作業をどうやって組み込むのか?想像してください。 意外と頭を使います。
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